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2009年12月21日 (月)

【映画】笑う警官と宇宙戦艦ヤマト復活篇

この1カ月の間に「●●年ぶり」という共通のキーワードがある映画を2本見てきたので、その感想の報告します。

まず1本目。『笑う警官』。

佐々木譲の人気小説を12年ぶりに監督する角川春樹が映画化(←この表現って正しいかな)。佐々木譲の道警シリーズは前から読みたいと思っていましたが、家にある未読の小説が溜まっているため、読む前に映画になってしまいました。こうなれば見るしかない!っと2週間前位に職場の帰りに見てきました。

で、感想。まず感じたのは「日本人にはジャズは似合わん!」って事。人気小説をベースにしているだけあって、話の筋道はいいし、僕的にも好きな分野なんですが、どうも所々で流れるジャズが感情移入の邪魔をします。

それと致命的なのが「臨場感が足りない」かな。緊迫したシーンなのに緊迫感を感じさせないし、役者さんのセリフが「セリフ」で登場人物としての「言葉」とは感じられない。なんか思い出しながら丁寧にしゃべっている感じで、どうもシックリこないんですよね。

あと、最後に映画のタイトルと同じ「笑う警官」が出てきますが、あの人がそのポジションにつけるなんて考えられないので、正直興ざめ・・・(本当に興ざめするのはその後の「BLACKBIRDでの演奏会」なんですけどね・・・)

映画化にあたり小説のタイトル「うたう警官」を「笑う警官」に改名したと聞きますが、「うたう警官」のままの方が映画の冒頭に自殺した警官と主人公の「立ち位置」を示しており、いいんじゃないのかな・・・とかなんかすべてにピントがずれていると感じました。

先にも書いたけど、お話的には絶対に面白いと思うのに、演出面での監督のこだわりがほとんどマイナスになっている気がする、もったいない一本でした。

2本目は『宇宙戦艦ヤマト復活篇』。

26年ぶりに(物語的には17年ぶりに)復活する宇宙戦艦ヤマト! アラフォーとしては絶対に見逃してはいけないアニメ映画だと思い、これも先日見てきました。

お話の構成は26年前と変わらず地球が危機的状況に陥り、それを打破すべくヤマトが立ち上がり、最後は強大な敵と死闘を繰り広げ打ち破る。今回はその後に地球を救う行動が加わるんですけど、基本は変わらずで毎度の如く話的には重い。ところが、絵柄やCGのおかげがあの重厚だったはずのヤマトや重い使命を担ったヤマトの新しい乗組員がものすごく「軽く」感じてしまいました。

CGはキレイだし、絵的に破綻しないので非常にスマートでして、戦闘機のドッグファイトはスピーディーでカッコいい。でもヤマトの場合はキレイだけどパワーを感じない。なんか軽く見える。その上、いくら攻撃を受けても傷つかないヤマト。昔は満身創痍になりながらも苦闘を勝ち抜く姿に感動を覚えたんですけどね・・・ (昔あった、ガラスの割れる音や宇宙空間なのに煙がモクモクっていうのを今の若い人たちに見せられなと思ったのかな)

後半の戦闘ではクラッシックがBGMに流れるのですが、これがどうも戦闘シーンに合わない。戦闘を俯瞰的な描き方をする場合、クラッシックは非常に効果的だと思いますが、ヤマトを中心に戦闘を描くなら、ヤマトというか古代の心情にあった音楽の方が観客に感情移入させやすいと思うんですけどね。しかも曲にピアノなんか使われると、その軽やかさがヤマトをさらに軽く見せます。

それと地球人の移住先の惑星の人々や敵艦隊の「伊武」提督の移り気もどうも軽く感じてしまう・・・

あとヤマトの航海長が戦闘機のパイロットになり戦場に出ていく。づいでに医務担当も戦闘機で出ていく・・・ ヤマトの操舵は? 戦闘中の救護活動は? さらに双子の機関部員のデスクワーク的な仕事のやり方・・・ この軽さはどうなの? もしこの連中でイスカンダルへコスモクリーナーDを取りに行くことになったら、太陽系出る前にヤマト終わってるよ・・・と感じてしまう新クルー達。

まぁヤマト発進の際にかかる「宇宙戦艦ヤマト」の歌もささきいさおの声より「高い(軽い?)」アルフィーだし、どうも軽さばかりを感じてしまう今回のヤマトでした。まぁ以前のヤマト的な演出を今風に直そうとした結果、軽くなったんでしょうね。

でも、前作とのつながりを感じさせる真田さんに佐渡先生、アナライザー、英雄の丘。徳川太助は立派な大人になっているし、島の弟の島次郎が登場するなんて、ヤマト愛を感じてしまいます。それにスーパーアンドロメダや主力戦艦に「さらば」または「2」の面影を残すとは、これもリアルタイムで見ていたアラフォーに対して絶妙なサービスでした。まぁ、あれだけいた艦艇がいつの間にか全滅しちゃうのはもったいないけど・・・

若干中だるみがあることや、記した以上に突っ込みどころ(ラスボス?が移動するブラックホールの正体を明かしたり、古代が娘しか助けなかったり、航海長の服がいつの間にかブラックタイガー隊の服に変わっていたり、西崎義展の字が大きかったり、最後のテロップが衝撃的だったり・・・もっと書きたいけど書いていたら夜が明けちゃう!)が多く欠点だらけでしたが、ヤマトだからこそ許される映画だと思って見てきました。

と、言うことで、残念ながら二つの映画とも観客が映画に歩み寄らないといけない感じがしまして、一言で言うと「イマイチな映画」となるのですが、両方ともBGMさえ見直せばかなり良くなる予感がします。「笑う警官」は直しようがありませんが、「ヤマト」は昔のの使い回しでいいから、曲を当て直しDVDで出してもらいたいと思いました。

以上、『笑う警官』と『宇宙戦艦ヤマト復活篇』の感想でした。

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